2016年2月7日日曜日

水俣病高齢化「時間がない」 出水中2自殺『知る権利を』 患者会と遺族、党と懇談 鹿児島



日本共産党の市田忠義副委員長といせだ良子参院比例予定候補は2月7日、鹿児島市で開かれた演説会に先立ち、水俣病不知火患者会と、出水市で2011年に自殺した中学2年の女子生徒の遺族と懇談しました。

 水俣病不知火患者会からは約40人が参加。伊佐地区世話人の西本國昭さんは「水俣病の認定の指定地域対象外となっている伊佐市では、水俣から行商が売りに来た汚染された魚を食べて今でも苦しんでいる。80歳を超える高齢者が多く時間がない」と訴えました。


 市田氏は「地域と出生年による線引きは破綻している。救済、補償することは当たり前のこと。これからもスクラムを組んで頑要りましょう」とこたえました。いせだ候補は「7月の参院選で国会に皆さんの声を届けるために、最後まで奮闘する」とこたえました。

 自殺した女子生徒の祖父は学校が当時全校生徒を対象に行ったいじめの有無を問うアンケートの開示まで、4年4カ月かかったことを訴えました。

 国会議員による実態調査や、いじめ対策推進法の遺族の知る権利の保障の改正に向けて取り組むよう要望しました。

 市田氏は「自分の孫がどうしてこんな目にあったか知りたいのは当たり前のこと。改正に向けて働きかけたい。力を尽くして頑張りたい」とこたえました。


 演説会後、鹿児島の青年や母親らが、いせだ予定候補を囲んだつどい「私の願いを国会へ連れてって」を開いて懇談し、要望を伝えました。(しんぶん赤旗 2016年2月9日)